2012/08/05


GM:準備できましたらノってくだされ
GM:ノ
桜姫:ノ
:ノ
どどんとふ:「八龍」がログインしました。
八龍:ノ
黒金:ノ
田儀:ノ
GM:では前回クライマックスフェイズの最後、機神が破壊され、シノビガミが謙也さんに再度封印
GM:されたあたりからの続きと成ります
GM:よろしくおねがいしますー
田儀:よろしくおねがいしますー
謙也:よろしくお願いしますー
八龍:よろしくお願いしますー
桜姫:よろしくお願いしますー
黒金:よろしくおねがいしますー
GM:では戦闘自体は終了し勝者が桜姫ということですが
謙也:白露殺したいなぁ
GM:とりあえず勝者桜姫のシーンですね
GM:姫様自由にしていいのよ
桜姫:うーー…ん
GM:燐は砂となり崩れ去ろうとしています
GM:さら…さら…
桜姫:もう居なくなってたと思っとった!
GM:まあ、もう会話とかが成立する形状ではないの
桜姫:その傍らに居て、手のあたりに自分の手を重ねて最後まで見とるくらいしか、今は思い浮かびまへん
桜姫:元々死ぬつもりだったもんで、今は頭ん中まっしろや
GM:ころん…と核がころがり、かろうじて人の形の顔から落ちる涙も姫の手に届く前いに風に消えていく
GM:そんな感じ
桜姫:「…」
黒金:あれ?前回それ描写しなかったか?
GM:したようなきがする
田儀:アニメだとよくあること>先週やった場面もっかい
桜姫:涙に触れようとしてそのまま風に消えて行く様を見て、かき抱こうとして全てが風に流されて行く
桜姫:あかん、核をどうするまで頭がまわっとりまへんわ
GM:では一端戦闘を終了しますよ
桜姫:おねがいします
田儀:転がっていったなら田儀さん拾ってもええんやで
GM:クライマックスの勝者は桜姫
GM:敗者への生命与奪権は姫様に存在します
謙也:白露さんしなねぇかなー!
田儀:けなーさんw
黒金:自重しなさいw
謙也:だって使命なんだもん!
桜姫:特に生死が動く事はありまへんなぁ
桜姫:核はプライズ扱いなんやろか
GM:核の所在も姫様が決定できます
桜姫:ウチはそれは特に必要がないからいらへん
田儀:いらへんのならもらいたい
GM:核はちいさなビー球のような球体ですね
GM:ころり
GM:あとは姫様がどうしたいかですね
桜姫:このへんはロールで決めるべきやろか
桜姫:(核をひと撫でして立ち上がる
桜姫:「……ウチは凛を機神から救えたなら、後には興味あらへん」
田儀:では血溜まりの中、よろりと立ち上がろう
GM:凛を構成していたであろう物質はその足元で風に撒かれて消えていきます
謙也:姫さんを疲れたように見て
謙也:それから白露さんを顎で示しながら
謙也:「あの人は」
桜姫:「…」
謙也:「別に親父が喜ぶわけでもないし何が変わるわけでもないさ」
謙也:「でも、何も思わないわけでもない」
桜姫:(少し表情が苦しげに歪んでる
謙也:「そういう場合、あんたはどうするのさ」
桜姫:「ウチがあんたはんだった場合?」
謙也:「そんなことは訊かないよ。意味、ないからさ」
謙也:「俺があの人にこいつを投げた場合」と尖った杭を取り出す
謙也:「あんたは止めるのかな」
桜姫:「あぁ…」
桜姫:「今は、な」
謙也:「……そうかよ」
謙也:大きくため息をついて
謙也:杭を捨てよう
桜姫:「堪忍な…」
謙也:それには答えないで
謙也:田儀さんとすれ違おう
桜姫:このまま、ウチは普通に場を離れて行きそうなんやけど 兎に角一人になりたい そのばあい他の人らがクライマックスフェイズでしておきたいことをしてもらう事は可能なんかな
田儀:血で濡れた瞳をちらりと向けて、一つ息を吸って姫に向かいたいが
田儀:もうちょっとだけいてくれますやろか
黒金:「……話すことは終わったか」
桜姫:したら立ち尽くしとります
黒金:八龍の死体を担ぎあげ謙也の方に向かう
GM:強制力のある行動以外はキャラクター同士の同意によりますが
田儀:ではその目の前まで緩慢な動作で歩いていく
GM:強制的に何かできるのは姫さんだけです
桜姫:微かに笑って黒金はんの言葉にこたえておきます>終わった
田儀:「これは」
田儀:「思い出の品にしていいものじゃない」
田儀:桜姫さんから核を取り上げてもいいかい
桜姫:あ、置いたままにしとったつもりやった
田儀:おいたままか
桜姫:ぼんやりしてたから持ってた事にしてもええよ
田儀:なら屈み込んで持ち上げてもいい
桜姫:それがうれしいなぁ
田儀:とりあえず、持って、姫の目の前で軽く拭いてからしまう
桜姫:「…ウチも、そうするつもりはありまへんえ」
田儀:「そうか……」
田儀:言うと、大きく息を吸う。
田儀:何かを払うようにゆったりとした動作で腕をふるうと
田儀:その場に、霧が立ちこめた
桜姫:「凛との思い出はウチの体の中に入っとりますしなぁ」袖で口をおさえて笑ってる
桜姫:「…」
田儀:赤い飛沫が、砕けたコンクリートが、霧の中に消えていく
桜姫:その情景を立って、ただ見ている
田儀:「なら、それを大事にとっておけ」煙る空気の中で、田儀は笑った
田儀:黒い喪服の輪郭がぼやけていく
桜姫:「……」
田儀:「……それと」
田儀:「今日は、早く寝ろよ」どこまでも優しい声を残して霧に埋もれよう
田儀:白く、どこまでも白く煙る
GM:田儀さん、核所持で離脱
田儀:十数秒の後、霧は現れたときと同じように消えていった
桜姫:(少し困ったように笑い
田儀:ビルの屋上は、まるで何事もなかったかのように修復されている
桜姫:「お人好しで、ちゃっかりものどすなぁ」
黒金:「ふん……律儀な男だ」
桜姫:クスリと口元で笑うと、その場から自分もゆっくりと歩みをすすめ
桜姫:途中で離脱しておきたいんやけどええどすか?
GM:では姫様も離脱、のこり黒金・謙也・八龍『死』・白露 
謙也:デスバーロン
黒金:ばーろんさん(ほろり
謙也:「……それで」
謙也:「あんたはどうするんだ」
田儀:ばろんです
黒金:「さあな、そういうお前はどうするつもりだ」
謙也:「……どうするかな」
謙也:「あの人とのケジメはつけときたいんだけど」
謙也:「止めるだろ、あんた」
黒金:「分かってる事をわざわざ聞くな」
謙也:「……はぁ」
謙也:「本当に勝手だよあんたたちは」
黒金:「ふん我を通せないお前が餓鬼なだけだ」
黒金:「それでどうするつもりだ」
謙也:「…とりあえず確実な事は」
謙也:「残るさ。ここに」
黒金:「忍びとしてか……それともただの普通の人間としてか」
八龍:(ぷらーん
謙也:「任されたことがあるからな。普通じゃいられない」
謙也:「ただし、忍者で居る気もない。嫌いなんだよ。何度も言ってるだろ」
黒金:「なるほど…」
黒金:そう言いながら影からアタッシュケースを取り出す
黒金:「受け取れ」
謙也:「なんだよそれ」
謙也:受け取りはするが
黒金:「主に金だ、後は必要そうな身分証等は用意しといた」
謙也:溜息をつく
黒金:「お前の父親の遺産だ、大事に使え」
謙也:「ほんっと」
謙也:「勝手だよな。あんたら三人。そっくりだ」
黒金:「ふん……俺からはそれだけだ」
黒金:「こいつはお前の父親の墓の近くに埋めといてやる、後は好きにしろ」
謙也:「ちょっと待てよ」
謙也:「その人は外が見たかったんだよ」
黒金:「なるほど……ならお前が処置してやれ」
黒金:八龍の死体も謙也に投げよう
謙也:「俺はここに残るさ」
謙也:投げ返す
謙也:「あんた、行くんだろ」
謙也:「どこか遠くで寝かせてやってほしい」
黒金:「全く面倒な…………まあいい」
黒金:「鞄の中にお前の生きる為に最低限必要なモノ入れておいた」
黒金:「後はお前の自由だ好きに生きるといい」
謙也:「言われなくたってそうするさ」
黒金:「面倒事があればここに連絡しろ」
黒金:連絡先の書いてある名刺も投げつけとこう
謙也:切り捨てよう
謙也:「何回も言うけどさ、嫌いなんだよ。忍者」
黒金:「ふんまあいい」
黒金:「…………白露」
白露:「……」
白露:壁に身体を預け一服中
黒金:「悪かったとは言わん…………まあ達者で暮らせ」
白露:「黒金…裏切り者の末路は貴様が一番知っているな」
黒金:「当然だ、俺は誰よりもその事をよく知っている」
白露:「逃げ場所などないぞ…」
黒金:「もとより承知の上だ」
白露:「なら好きにしろ…」
黒金:「ああ……くくさよならだ友よ」
白露:「黒金……貴様のプログラムは優秀だったよ、シノビガミの万単位の意識を制御できた…」
白露:「礼を言うよ」
黒金:「……ふん」
黒金:小さく笑い八龍ごと影の中に消え去る
謙也:「…で」
謙也:「俺とあんたが残ったわけだ」
白露:「ああ、最も用済みの実験動物に興味などないがな」
謙也:「俺もそうだとは思ってないよな」
謙也:赤に近い靄が謙也の周りを漂い出す。まぁ姫さんが殺すーしないと死なないんだがキャラ的に
白露:「せめて私を殺すだけの技量を持ってから言うんだな小僧」
白露:「安穏と生きながらえるだけの暮らしを捨てて死にたいかね?」
謙也:真っ先に落ちた人に言われるとすごく微妙な気持ちになる
謙也:「…死にたくはないさ。危険な目もごめんだよ」
謙也:「あんただって死にたいからやったんじゃないだろ。今回の事」
白露:「君に語る話でもあるまい?」
謙也:「同じ事だよ」
謙也:「死にたくないからやらない。できそうにないからやらない」
謙也:「それで済ませちゃったら何も始まらない」
謙也:赤い靄をたぎらせて、それがじわじわと白露に迫りー
謙也:そこで
謙也:フェードアウトで
謙也:終わって欲しいと
謙也:思うんですが
謙也:どうか
白露:了解しましたー
謙也:殺したかったなー!
白露:ではクライマックスは終了しました
GM:そしてそれぞれのEDとなります
GM:なーにか考えてる人からどうぞなのですが
GM:希望者はあるかい?
黒金:先どうぞ
GM:よし、10分休憩しよう
田儀:22:40あたりですかな
GM:そうしよう
黒金:それにしても謙也君最後にまさか喧嘩売るとは
桜姫 -> 田儀:まだ微妙に固まっとらんから1番手って感じではないかなぁ
桜姫:まだ微妙に固まっとらんから1番手って感じではないかなぁ
田儀:前にも聞いた気がするんだけど、今何月でしたっけ……
GM:秋口だったかな…うるおぼえ
田儀:秋のイメージだったけどあってたか。
田儀:少なくとも夏でないのだけは確信していた
田儀:ありがとうー
GM:なせの性格的たいてい秋か冬w
田儀:今度ギラッギラのナツビガミしようぜ! エニグマ猛暑で。
GM:炎天下にしのびバトルとか体に悪いです
黒金:暑くて日射病になる
GM:そして40分になった
GM:準備できた人は居ますか
GM:うん、いない
謙也:準備というか
謙也:味気ないエンディングでいいなら
謙也:ありますが
黒金:白露のEDからしたらどうかな?
田儀:それだ!
謙也:おおっ
GM:白露のEDなどない!
謙也:白露トラックに轢かれて死なないかな
田儀:ひでえw
黒金:酷過ぎるw
桜姫:シュールどすな
黒金:白露がどうなったか気になるなー
謙也:PL的な白露の好感度もえらい低いもんだからついw
GM:貴重なデータは取れたがモジュール損失は痛手なので評価としては五分五分
GM:地位としては変わらないし、もともと非公式な実験なので
GM:黒金の裏切りも組織としては追求するようなものでもない
謙也:うっかり高速道路にボール取りに飛び出して轢かれたりしませんか
黒金:おいw
GM:桜姫との関係はまあ普段から仲が言い訳でもないので疎遠になるぐらい
GM:そして凛の墓は存在しない
GM:それぐらい
黒金:なるほど
黒金:追ってこないのか
謙也:また作るぞこの人ー
桜姫:墓、つくってくれはりまへんの
GM:白露はつくらないよ
田儀:姫つくってしまえ! すきなとこに!
桜姫:ウチが…!
GM:砂場に棒をたてるんだ
田儀:あたり!
桜姫:すぐ倒れてしまいますやろ!
謙也:またなんか適当なもの見つけて凛を創造するに1億ベドナムドン
GM:よしPC1からだ!
田儀:鞍馬の術で地層まで差し込むんだ
謙也:んではー
黒金:謙也君のその後か
謙也:結局白露に逃げられた謙也は
謙也:普通に学校通ってます
謙也:戸籍とか変わっちゃったから
謙也:別の学校だな多分
GM:黒金さんの根回し
謙也:暮らしに大きな変わりはなく
謙也:元々家を空けがちだった父が居ないのもまるで当たり前で
謙也:ただ知らない人が随分増えた
謙也:彼らと話すこともあるし、ぶつかることもあるし、まるで関わらないこともある
謙也:何があるにしても
謙也:知らない人たちはいずれ街を去るし、そして知らない人たちがまたやってくる
謙也:その行き先にはあまり興味もなく、ただ、彼らを見るたびに
謙也:謙也は少し泣きたくなるような思いとともに思うのだ
謙也:「あの人達みたいにはならないようにしよう」
謙也:反抗期、今だ継続中
謙也:輝前謙也に残された日常である
謙也:以上
GM:八龍さんの死体は!?
謙也:死体の処理は黒金さん
謙也:任せた
謙也:投げ返したしな
GM:投げ返してた
GM:ではPC2かな
田儀:ううむ
桜姫:順番が前後したほうがええかんじなんどすけど
桜姫:あれ、ウチPC3どしたか
田儀:桜姫さん→田儀の順だとうれしいんだけど、姫様いけそうですか?
田儀:2が田儀、3が姫のはず
GM:ですです
桜姫:後でええなら後が嬉しいけど 他のひとらがアレなら今でも
田儀:内容的に桜姫さんのあとのがうれしいんだけども−、という。
田儀:黒金さんはどうですか?
田儀:八龍さんはどうされるんだろう
八龍:八龍は最後でいいかなーと
八龍:PC5だし
黒金:バーロンさんEDどうするのか気になるな
GM:EVA的ななにか
GM:では姫様からでいいのかな?
桜姫:了解どす!
黒金:自分先でもいいですよ
桜姫:ならお言葉にあまえさしてもろうてもええかな
桜姫:>黒金はん先
黒金:では先にやろうかな
田儀:ありがとうありがとう
GM:では黒金さんだ
黒金:ではあの後
黒金:黒金は海外に一時的に逃亡し、八龍さんを風で飛ばした後は
黒金:また日本にすぐさま戻り、謙也君の父の墓に結果報告しに行きました
謙也:墓あったんだ
黒金:黒金が作っといた
黒金:墓は街を見下ろせる山の一角にあり
黒金:その土地一帯は黒金が買い取ってあります
黒金:墓の前に1人立ち、今回の事件の結末を語る
黒金:「………以上が今回の事件の全てだ」
黒金:「全く面倒な事を頼みやがって」
黒金:「おかげで仕事もなくなるわ、白露とも敵対しちまった」
黒金:「はあ………本当に全部なくなっちまったよ」
黒金:「まあいい……謙也の事は心配すんなそれとなく見ておいてやる」
黒金:「安心して眠ってろ友よ」
謙也:帰れ>見ておいてやる
黒金:「……じゃあな、次は酒でも持ってくるよ」
黒金:言いたい事だけ言い残し、静かに去りゆく
黒金:「しばらくはこれでも頑張るか…」
黒金:ラーメン屋の屋台を連れて静かに立ち去る
黒金:以上です
GM:では姫からでいいかな?
桜姫:了解どす
桜姫:時間は前後しますけど、凛が居なくなってしもた日の夜
桜姫:川園家の自室で一人ひっそりと荷物をまとめとります
桜姫:自室にも取り付けられてる監視カメラと盗聴器は事前に処理しておいとる状態どすな
桜姫:凛とお揃いで買ったマスコットをつけた鞄の中に、制服とごく軽い旅の準備のものを詰め込んで
桜姫:闇夜にまぎれ、そっと自室をぬけだします
桜姫: 
桜姫:凛がホンマに死んでしもうて、もう自分でも道を見失ってしまった状態で
桜姫:このまま家に居る事は出来ず
桜姫:そんな状態でいる自分では凛に顔向け出来ひん と
桜姫: 
桜姫:「…お父はん、お母はん …堪忍な」
桜姫: 
桜姫:知らない土地で、自分の腕前一本で新たにいきて行く事を胸に
桜姫:一人家を出ました
桜姫: 
桜姫:短いどすけど、これ以外おもいうかばんかった!以上どす
GM:では田儀さんですよー
GM:おつおつです
田儀:姫おつーい
田儀:では
田儀: 
田儀:凜の覚醒、そして二度目の死より二週間後。
田儀:藤宮市より遠く離れた二藍駅にほど近い喫茶店にて。
田儀:田儀享介は6本目の煙草に火を付けて、目の前の書類に目を落とした。
田儀:そこにはびっしりと、崩れのない文字が並んでいる。
田儀:"輝前謙蔵による大規模火災:
コンテナ288棟が全損。タンカー2隻……"

田儀:"被害総額は20億ドルは下らない。埠頭の舗装に関して必要経費は……藤宮市の来年度予算では債券の発行を免れないと予想される。……"
田儀:"望月白露の部下以外の人的被害:
遺体の損傷が激しく、未だ特定できていないものが多い。
当日に搬入・搬出業務を予定していた運送会社:(株)Dynacom(派遣元:……"

田儀:"輝前謙也に関して:
埠頭の火災による遺体のうち、歯の治療跡が一致するものが一体見つかった。
DNA反応の結果は、輝前謙也と同一人物である事を否定しない"

田儀:以下、機神の性能について、魂の持ち主について、その末路について
田儀:藤宮市であの期間に起こった出来事が"ほぼ"全て記されていた。
田儀:「……こんなものか」
田儀:つまらなさそうに呟く
桜姫:肩をちょんちょんと叩く手がある
田儀:「書類仕事の方が格段に捗るな。やはりあれは向いてなかっ……」
桜姫:振り向くかな?
田儀:「なっ」びくっと振り向く。書類は霧になり消えた
桜姫:(振り向くと、人差し指が頬に
桜姫:(ぷすっと
田儀:ささるね
桜姫:「なに、つまらなそうな顔してはるん?」
田儀:完全に意表をつかれた顔で、目を丸くしている
桜姫:(クスクスと笑いながら、和服でもなく 薄い青のワンピース姿で立ってる
桜姫:(肩には割合と大きな鞄
田儀:「……かわぞの……」
田儀:何度かまばたきをした後に、何かにハッと気づいて立ち上がる
桜姫:「お久しぶり…じゃありまへんなぁ」
桜姫:「何驚いてはりますの?」
田儀:ぱたぱたとスーツをはたくと、周囲を漂っていた煙が霧に変わった
田儀:少し湿り気のある空気の中、一つ息を吐く
桜姫:「田儀はんも忍者なんやし、不意打ちでそない驚いてたら首かかれますえ?」
田儀:「いやすまない……まさかお前がいるとは思わなかった」
田儀:頭を横にふり、向かいの席に座るよう促そう
田儀:少し仏頂面だ
桜姫:「ウチも田儀はんがここに入るとはおもっとりまへんどしたけど」
桜姫:促されるとニコリと笑いそのまま席に座る
田儀:「それで……首をかきに来たようには見えないが?」
田儀:姫の前にメニューを広げよう
桜姫:「ホンマに偶然どすえ?」
田儀:もう片方の手で、冷め切ったブレンドコーヒーを流し込む
桜姫:「あれからウチ、家出しましてなぁ」
田儀:「ほう」
田儀:「家を出て……どうするつもりだ」
桜姫:「適当におりたら、田儀はんがおりましたもんで、ついうっかり… あ、フルーツパフェお願いします」店員さんに手をあげてる
桜姫:「まぁ」
田儀:「コーヒーもう一つ」と店員に続けよう
桜姫:「今まで培った技術も有ります」
桜姫:「早いようどすけど、独り立ちしようおもてます」
田儀:「……」
田儀:少し、頬を緩めよう
田儀:「お前らしいな」
桜姫:「生きてく技術は御陰さまで人一倍ありますしなぁ」
桜姫:「…そうどすか?」
田儀:「そうするんじゃないかと、思っていた」
桜姫:キョト、とした表情で少し首を傾げてる
桜姫:「…」
桜姫:「なんで解ったん?」
田儀:「わかるさ。あれだけ見ていたんだから」
田儀:肩をすくめる
桜姫:「凛のためにも、あの後ウジウジしたくなかったちうのが、ウチの本音やけどな…」
桜姫:「見てた?」
田儀:「汝が深淵を覗き込むとき、深淵もまた汝を覗き込んでいるのだ……だったか? そんなところだ」
桜姫:「じゃあ、ウチも田儀はんの深淵を覗き込んどるのかもしれまへんなぁ」
田儀:「かもな」笑う
田儀:「しかしな川園」
桜姫:「なんどす?」
田儀:「住まいはどうする。学校は休学か、大検でも受けるのか」
桜姫:「矢継ぎ早やねえ」
桜姫:コロコロと笑いつつ
桜姫:「今家は探しとるところどす、学校は住む場所見つけたら転校とどけ出しますえ?」
桜姫:その証拠にホラ、とばかりに鞄から制服を覗かせる
桜姫:「ウチはそんなに考え無しの女子じゃあらしまへん」
桜姫:「…でも」
田儀:「考え無しだとは思っていないが……」
田儀:でも、の続きを待つ
桜姫:「田儀はんおすすめの物件があったら教えてもらいたいところどすな?」
田儀:「……」
田儀:「わかった。そう悪くない所を知っている」
桜姫:(でてきたパフェをつつきつつ
桜姫:「え」
桜姫:「ほ、ほんまなん?」
桜姫:「冗談やったのに やーウチ嬉しいわぁ」
桜姫:キャラキャラと笑いつつ
田儀:「まあ不自由があるとすれば」
田儀:「回覧板の時に毎回俺と顔を合わせるくらいだ」
田儀:カップを傾けよう
桜姫:「……」
桜姫:なんか口元押さえて笑ってる
田儀:「何だ」
桜姫:(ツボにはいったようでそのまま声を抑えてる
田儀:「……何がおかしい……」
桜姫:「…や」
桜姫:「ご近所付き合いは大切にせえへんとな」
田儀:どことなく憮然とした顔で、じーっと桜姫さんを見よう
桜姫:「宜しくお願い致します、田儀はん」
桜姫:手を差し出して握手を求めてる
田儀:「……」
田儀:もう一口飲んでから、こちらも手を出そう
桜姫:「田儀はんが隣のおにいはんとかウチドキドキやわぁ」
田儀:少しためらいがちに、握る
桜姫:冗談めかして笑い、握手をし
桜姫:「…おおきに」
田儀:「……こちらこそ、だ」少し、視線をそらした
桜姫:そのまま微かに微笑んで田儀はんを見てる
田儀:ちら、と桜姫さんを見るが
田儀:数秒で、なんだか恥ずかしくなったようにまた目をそらそう
桜姫:(かわいい
桜姫:(頬を指でつついてしまいたくなる
田儀:「……しかし」
田儀:もう一度、目をあわせる
桜姫:「なんどす?」
田儀:「これで正真正銘の不良娘だな」少し意地の悪い笑みを浮かべて、きゅっと握ろう
桜姫:「田儀はんの言霊のせいかもしれまへんなぁ?」
桜姫:こちらもすこし意地悪く笑い
田儀:「なら更正は長くなりそうだな」
田儀:このやりとり一区切りのあたりでシーンしめてもいいだろうか>あみどん
桜姫:おつかれさまどす!
田儀:「……よろしく、川園」と呟いて
田儀:フェードアウトだ
田儀:おつかれさまー
田儀:つきあってくれてありがとうありがとう
GM:おつかれさまー
桜姫:こちらこそおおきに!
田儀:あとは八龍さんか
GM:八龍さん
八龍:はいはい
GM:EDですが自由にしてどうぞですよ
八龍:はーい
八龍:八龍
八龍:本名、八岐龍之介
八龍:彼の者、血吸いの鬼となりし日より、八岐の者の使命を継ぎ、
八龍:以降、己が同類の哀れなる末路を産出さぬ為、伍百余年に渡り務めを果たし続ける
八龍:先日、不死身野に於ける“忍ひ神”の争いに介入し、死亡せり
八龍: 
八龍: 
八龍: 
八龍:フランス、とある田舎町にて
八龍:一人の東洋人が袋を担ぎ、道往く村人に声をかけている。だが、皆、彼に目もくれず過ぎ去っていく
八龍:「うーむ。まずい。本格的にまずい」
八龍:「どこぞの旦那の阿呆が飛ばしおったからに、こんなところに放り出されるとは流石に思ってなかった」
八龍:「人に話を聞こうにも、誰も話聞いてくれないし。俺様泣きそう」
八龍:と、そこへ…
八龍:「ヘイッ、ムッシュジャポーネ!」
八龍:「…ジャポーネ?俺?」
八龍:振り返る東洋人の視線の先には、時代錯誤の西洋甲冑を着たイタリア人
八龍:…その胸から剣が飛び出してなければ、コスプレイヤーとして処理できたんだけどなァ…。と東洋人は再び、自分の置かれた状況に、死んだ魚のような目で遠くを仰いだ
八龍:「あ、いや。俺死んでるんだった」HAHAHA
八龍: 
八龍:東洋人…八岐龍之介、享年伍百弐十弐歳。国外旅行経験・零。
八龍: 
八龍:再びその霊魂の身で日出づる国の地に足を
八龍:(無いけど)
八龍:踏み入れるまで、後、九百九十九日
八龍: 
八龍: 
八龍:以上ですー
GM:おつかれさまでしたー
田儀:おつかれさまでしたー
黒金:おつかれさまでしたー
GM:ではあとは功績点だけですが
GM:またの機会となります
謙也:それは次回で
謙也:いいどすな
黒金:後日ですね
田儀:はーい
八龍:後日了解です
田儀:ちょっと今週は平日がなんともいえないかんじなのだけど
八龍:と言っても、八龍死んじゃってるので
八龍:功績てんないけどね!
田儀:クライマックスで死亡してても功績点なかったっけ
桜姫:明日以降になると平日にむしろ家に居ない…
田儀:金曜夜以降みなさんどうですか、予定すりあわせも後日のほうがいいかな
GM:それじゃ日程は後日でいいかな
田儀:あみっぽさんは今すぐわかる範囲を書き残しておいてくれるとたすかるかもしれない?>あしたいこう
謙也:死亡してても功績点はあるけど
謙也:功績点はキャラ単位で配布されるので
田儀:私はわりあいふらふらしているので何とも言えないが、金曜夜以降だとひじょうにうれしい
田儀:ああ、なるほど
謙也:死んだ時点で記念受験みたいなもんです
桜姫:土日にはいけます
田儀:らじゃい
GM:なせはいつでも平気ですよー
桜姫:了解どすー
田儀:ではあとは後日すりあわせかなー
GM:ではそのようなかんじで
黒金:うい了解です
GM:おつかれさまでしたー
田儀:おつかれさまでしたー
黒金:おつかれさまでしたー
八龍:おつかれさまでした
桜姫:おつかれさまどす
謙也:お疲れ様でしたー

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